指導計画案

(産業ミックス版)

島の自然を生かした人々の暮らし

八丈島(全8時間)

第8時

八丈島のよさを伝えるパンフレットを作る

これまでの学習を振り返り、八丈島の特徴を生かしたくらしをパンフレットにまとめる。

学習のポイント

これまで学習してきた3人を振り返り、児童に一つ選択させてパンフレットにまとめさせる。まとまるときは、書く項目を考えさせ、人々の思いや願いに触れるようにする。

板書計画

八丈島のよさを伝えるパンフレットを作ろう

メンチカツ

漁業に関わる漁師さんや漁業協同組合女性部の人達

フェニックス・ロベレニーを作っている農家の人

農家の人

観光協会の人

観光協会の人

パンフレットに書く内容

・島のどんなところを生かしているのか      ・島の人々の思いや願い

・島の人々の工夫や努力  

学習の流れ

①これまでの学習を振り返り、八丈島の魅力を伝えるためにはどうしたらいいのか考える。

指導上の留意点

これまで三人の人を通して、八丈島のとくちょうを生かしたくらしを見てきました。
同じ東京都の人として、八丈島の魅力を伝えるためにできることはありませんか。

八丈島について学習したことを誰かに発表する。

八丈島を紹介するパンフレットを作る。

振り返りの際は、これまで使用した写真や児童の考えた島の人の思いなどを使って、学習の振り返りがしやすいようにする。
パンフレットの作成の前に、八丈島の魅力を伝えるキャッチフレーズを考えさせてもよい。

 

②良さを伝えるために、パンフレットに載せる内容を考える。

八丈島の良さを伝えるにはどんなことを書いたらいいでしょうか。

八丈島の魅力。

八丈島はどんなところなのか。

島の人がどうやって生活しているのか。

島の人はどんな思いで仕事をしているのか。

これまで考えてきた人々の思いや願いは必ず書かせるようにする。

  

③学習した人の中で、自分一人で決めてパンフレットにまとめていく。

学習してきたどの人も島の良さを生かして暮らしていたことはわかりますね。 この中で、自分が一番島の良さを生かしているだろうと考える人を一人選んで、パンフレットにまとめていきましょう。

私は農家の人だと思う。だって、フェニックス・ロベレニーは日本の中でも八丈島が 一番生産量が多いし、葉の形が良くて人気があるって学習したもの。

ぼくは漁業に関わる人だと思うな。八丈島で獲れた魚を最後まで無駄にしない工夫をしているもの。
それって島の良さを守ってることにならないかな。

児童の実態によって、三人グループなどで分担してまとめて一つのパンフレットを完成させるなどの工夫もできる。

パンフレットに使用できるように、これまで使用した写真を小さく印刷したものを用意しておくとよい。


資料の取り扱い


ムロアジのメンチカツ

ムロアジのメンチカツ
フェニックス・ロベレニーを作っている農家さん

フェニックス・ロベレニーを作っている農家さん
   
漁師さん

漁師さん

観光協会の人
   
漁協女性部のみなさん

漁業協同組合女性部のみなさん

フェニックス・ロベレニーの鉢
     

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